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ラネクシー、エンドポイントからの不正なデータ持ち出しを防止するセキュリティソフト「RunDX DeviceControl」

USBメモリなどさまざまな外部デバイスの利用を柔軟に制御可能

 株式会社ラネクシーは、エンドポイント向けのデバイス/ネットワーク制御ソフトウェア「RunDX DeviceControl」を、9月12日より出荷開始すると発表した。受注開始は9月1日を予定している。

 RunDX DeviceControlは、内部不正に効果的な「デバイス制御」と、外部からの攻撃を遮断する「ネットワーク制御」を組み合わせることで、企業の重要データを保護するためのセキュリティソフトウェア。情報の持ち出しを防止しながら、USBデバイス等の利便性を生かして業務を行うために、デバイスの利用に際して、許可、禁止、読み取り専用といった細かいセキュリティポリシーを設定できる点が特徴で、USBホワイトリスト機能により、情報システム部門が指定した特定のUSBメモリのみ利用可能にする、といった利用法にも対応する。

 さらにネットワーク制御では、SSID単位で特定のWi-Fi接続の通信を許可し、それ以外を禁止できるので、例えば、会社や自宅でのみWi-Fi利用を認めながら、カフェなどでの利用を禁止するといった運用が可能だ。

 加えて、制御機能の強制停止ができないような仕組みや、管理者がインストール時にパスワード設定を行うことでのアンインストール防止、指定したIPアドレスならびに特定の端末のみに限定した接続許可も可能なため、通常の業務端末だけでなく保守用端末やファイルサーバーなどにも幅広く導入して活用できるとのこと。

 また、管理対象のクライアント用エージェント「RunDX Agent」に対してポリシーなどを適応させる際、管理サーバーを用意しなくても、RunDXの管理用ツール(無償)があれば、ネットワークに接続されているRunDX Agentの運用管理が可能。同ツールはPCにインストールできることから、管理サーバーの構築は必要なく、低コストでセキュリティ対策の一元管理を実現できるとした。

 ライセンス価格は、5~30ライセンスの場合、クライアントOS向けが1台あたり9200円(税別、以下すべて同じ)、次年度年間保守が1台あたり1840円。サーバーOS向けは、1台あたり4万6000円、次年度年間保守が1台あたり9200円となる。なお、クライアントOS向けは最低5ライセンスから、サーバーOS向けは1ライセンスから購入可能だ。