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ラネクシー、大規模環境での運用に対応したデバイス制御ソフト「RunDX 2.0」
管理サーバーを用いたポリシーの一括配信やログの一元管理が可能に
2024年11月5日 08:30
株式会社ラネクシーは1日、デバイス制御ソフトウェア「RunDX」の新版として、導入規模を問わず、さまざまな環境での利用を可能にした「同 2.0」を販売開始すると発表した。
RunDXは、“かんたん”“堅牢”をコンセプトとした重要データの持ち出し防止ソリューション。そのラインアップとして、1ライセンスから導入でき、デバイス制御機能のみを提供するシンプルな製品「RunDX DeviceControl」を提供しており、PCのスタンドアロン環境、オフライン環境、一部門のみでの小規模環境の利用など、外部デバイスを制御することによるPC端末からのデータの持ち出し対策として、スポット対応でのニーズが高かったという。
しかし昨今、内部要因による情報漏えいの脅威が増している中で、スポット対応ではなく、全社的な大規模環境でデバイス制御を実施したいといった要望を受けていたとのこと。
そこで今回は、管理サーバー「RunDX ManagementServer」を利用して複数のクライアント端末を管理するクライアント/サーバー構成に対応し、大規模環境での運用に対応した。具体的には、任意のグループを作成し一括で制御ポリシーを設定できるほか、Agentのリモートアップデートをサポート。また、デバイス操作ログの集中管理でデータの持ち出し操作を一元管理できるようにした。
さらに、管理コンソールのダッシュボードに、ファイル持ち出し件数グラフ、サーバー稼働状況を追加。ファイルの持ち出し状況を直感的かつ視覚的に確認できるため、持ち出しの有無や傾向を把握しやすくなるとしている。