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ラネクシー、仮想デスクトップ環境でのデバイス制御を行える「RunDX DeviceControl for Virtual」
2025年5月15日 08:30
株式会社ラネクシーは14日、セキュリティソリューション「RunDXシリーズ」のラインアップに、仮想デスクトップ(VDI)環境でのデバイス制御を強化する「RunDX DeviceControl for Virtual」を追加すると発表した。5月21日より販売を開始する。
「RunDXシリーズ」の、「かんたん」「堅牢」をコンセプトに、企業の情報資産を保護する情報漏えい対策ソリューション。USBメモリや外付けHDDの利用制限、Wi-Fiの接続制御などの機能により、情報資産の適切な管理を支援している。
こうした機能は、主に物理PC環境に対して提供されてきたが、仮想デスクトップ環境は、セキュリティや運用上の理由から、管理者が周辺機器の利用を制限するケースが多く、必要なデバイスが使えずに業務効率の低下を招くことがあり、特に、「特定のデバイスのみ許可する」といった柔軟な制御が難しい点が課題になっているとのこと。
そこで今回は、こうした課題を踏まえ、仮想デスクトップ環境におけるデバイス制御を強化するための製品「RunDX DeviceControl for Virtual」を新たにラインアップした。管理者は、許可/禁止/読み取り専用といったセキュリティポリシーを柔軟に設定可能で、USBメモリのベンダーID/プロダクトID/シリアルNo.を基に、特定のデバイスのみ利用を許可する「ストレージホワイトリスト」機能も利用できる。
ラネクシーでは、これらの機能により、現場で端末を利用するユーザーの使用感はそのままに、「USBメモリ全般を利用禁止としつつ、特定のデバイスのみを利用許可とする」「仮想デスクトップ環境でのプリンタの利用を制限する」といった、経営者・管理者が必要とするセキュリティの要件を満たせるようになると、製品の特長をアピールした。
なお仮想デスクトップ環境としては、「Citrix Virtual Apps and Desktops」「Azure Virtual Desktop」に対応する。
