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テラスカイ、Salesforceの画面開発ツール「SkyVisualEditor V19.0」を提供

SkyVisualEditor LCのフレキシブルデータテーブルを機能強化

 株式会社テラスカイは7月31日、Salesforceの画面開発ツール「SkyVisualEditor」の新版「同 V19.0」を提供開始したと発表した。

 SkyVisualEditorは、Salesforceの画面をノンプログラミングで開発できるツール。マウスのドラッグ&ドロップだけでVisualforceページの容易に生成できるほか、Lightning Experienceにも対応しているので、VisualforceページのLightning移行をスムーズに行えるという。

 今回は、前バージョン「V18.0」より提供している、Visualforceを使わずにLightningコンポーネントを作成する「SkyVisualEditor LC」において、フレキシブルデータテーブルの機能追加を行った。

 フレキシブルデータテーブルは、Salesforce上でExcelのような操作性を実現するデータテーブルだが、V19.0では、検索フォームの検索結果レコードを表示する対象に、これまでのデータテーブルに加えてフレキシブルデータテーブルを利用可能にした。フレキシブルデータテーブルを利用する場合はレコードの参照のみとなるが、より多くのレコードと項目を、より速い速度で表示できるという。

検索フォームの検索結果でフレキシブルデータテーブルが利用可能

 またフレキシブルデータテーブルにおいて、Salesforce画面上で表示している項目、設定した列幅、ソート順でExcel形式の出力が可能となり、業務で使いやすいようにレイアウトのカスタマイズを行えるとした。このほか、フレキシブルデータテーブルのフィルターメニューに演算子フィルターが追加されている。

フレキシブルデータテーブルからExcelファイルを出力可能に

 さらに今回は、Visualforce版であるSkyVisualEditor VFについても、作成中のページデータを定期的にローカルへ保存する機能や、データテーブルの詳細パネルの表示速度向上など、利用者からの要望に応える機能が追加された。