クレスコ、UiPathからkintoneに対してデータ取得・更新を行える「UiPath×kintone連携アクティビティ」を提供

　株式会社クレスコは6日、UiPathのRPAソフトウェア「UiPath」を用いて、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」を自動化できるツール「UiPath×kintone連携アクティビティ」の提供を開始したと発表した。

　「UiPath×kintone連携アクティビティ」は、UiPathからkintoneに対してデータ取得やデータ更新を行うことができる連携アクティビティ。kintoneは、ユーザーが自由かつ手軽にアプリケーションを改修できる反面、アプリケーションのUIが変わりやすく、画面操作を自動化するRPAの適用が難しい点が課題とされていたが、kintone APIを利用してレコード情報の取得や更新を行うため、自動化への影響を気にせずに、アプリケーションの改修を行えるとした。

　また、レコード情報の取得や更新など、よく使う操作を部品化しているほか、直感的なインターフェイスを提供しているため、プログラミング経験が少ない人でも、kintoneの自動化が簡単にできるとしている。

　加えて、指定したkintoneアプリのステータスを監視し、変更を検出したら所定のフローを実行する変更検知アクティビティが提供されるので、UiPathをバックグラウンドプロセスで常駐監視させておき、ロボットの出番（あらかじめ設定したステータス）になった際に、ロボットが自動的に処理を行ってくれるワークフローを構築できるとのこと。

　なお「UiPath×kintone連携アクティビティ」は、UiPath社のアプリケーションマーケット「UiPath Marketplace」よりダウンロードして利用できる。