ニュース

アステリア、UIの強化などを行った企業間データ連携ツール「ASTERIA Warp」新版を提供

 アステリア株式会社は27日、企業データ連携(EAI/ESB)ソフトウェア「ASTERIA Warpシリーズ」の新版を提供開始すると発表した。ノーコード開発画面のユーザーインターフェイス(UI)を強化したほか、フロー開発時の必要情報を確認できるサイトの公開などを行っている。

 ASTERIA Warpは、ノーコードで企業内外のシステムをつなぐことが可能なデータ連携ミドルウェア製品。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトウェアまで、多様なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを、複雑なプログラミングなしで行えることが評価されているという。

 また、企業を取り巻くIT環境の変化が年々加速する中で、そうした変化に素早く追随できるよう、年2回のバージョンアップが実施されているとのこと。今回の新版では、ASTERIA Warpのノーコード開発画面であるフローデザイナーのUIを強化し、実行スケジュールを制御するカレンダー機能や、特定のフローの相関関係を見える化する機能などを追加して、ノーコードツールとしての機能性を向上させたという。

 加えて、AWS SNS Publishコンポーネントにおいてメッセージ属性の設定を可能にしたほか、AWS SQSコンポーネントでのFIFOキュー対応などを実施。さらに、コンポーネントの使い方や、フロー開発時の必要情報を確認可能な「コンポーネント使い方ガイド」も新設している。