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Colt、エクイニクスとのパートナーシップを日本でも強化

 Coltテクノロジーサービス株式会社は20日、グローバルで2月にイギリス、3月に香港、シンガポールで行った発表に続き、日本においてもエクイニクス・ジャパン株式会社との関係を強化すると発表した。具体的には、日本国内の顧客企業が、東京に続き、エクイニクスの大阪におけるEquinix Fabricを通じて、Coltのオンデマンドインフラストラクチャーへの接続が可能になる。

 今回のColtとエクイニクスの協業強化は、両社のグローバル市場におけるパートナーエコシステムへの長年の取り組みをより深め、市場における顧客企業の要請に応えるものだと説明。Colt On Demand ネットワークは、ヨーロッパ、アジアにおいて、各地のエクイニクスのデジタルサービスにシームレスかつ動的に接続し、EquinixのInternational Business Exchange(IBX)データセンターから柔軟なラストワンマイルの接続を可能にすることで、今日のグローバルなデジタル世界において顧客企業が成功を収める事を支援すべく、彼らのインフラに対して選択肢と多様性、および視認性を与えるとしている。

 Colt On Demand Interconnectにより、顧客企業は全世界で3万1000を越える直収ビル(国内において2400以上、Coltが自社ファイバーで接続可能な建物)にほぼリアルタイムでの接続を提供しており、全世界の11地域でPlatform Equinixに相互接続することで、エクイニクスのデータセンター、およびデジタルサービスへのエンドツーエンドの接続を可能にする。

 また、顧客企業のインフラを迅速に拡大し、顧客企業の用途に合わせるとともに、変貌する市場状況により迅速に対応。柔軟性や冗長性、アジリティを重視する顧客に、デジタルトランスフォーメーションエクスペリエンスを提供する。

 オンプレミスからクラウドへの移行など、顧客のハイブリッドインフラ構築を加速するとともに、複数の地点に渡って、複数のパートナーとの接続性を保つ必要なしに、安全、堅牢、かつエンドツーエンドのインフラへのアクセスと、ひとつにまとめられたグローバルなパートナーエコシステムの一環としての、業界随一のアフターセールスサポートを提供するとしている。