ニュース

シュナイダーエレクトリック、電源管理ソフトウェアの最新版「PowerChute Network Shutdown v5.0」を発売

 シュナイダーエレクトリックは5日、UPS(無停電電源装置)電源保護ソフトウェア「APC PowerChute」の最新版「PowerChute Network Shutdown v5.0」を、日本市場向けに提供開始した。

 PowerChute Network Shutdownは、ネットワーク経由でUPSと通信し、電源障害時にサーバーを自動でシャットダウンするUPS管理ソフトウェア。管理者がWebブラウザーからリモート管理を行えることに加えて、最新のハイパーコンバージドシステムに幅広く対応し、信頼性の高いシステムの電源保護をサポートする。

 最新版のPowerChute Network Shutdown v5.0では、これまでスクリプトによるコマンド設定が必要だったシャットダウンシーケンスを、画面上から簡単に制御できる機能を備えた。これにより、主なユーザーであるシステムインテグレーターにとって、構築工数の削減、ミス発生のリスク回避、テストにかかる時間の省略など多くのメリットをもたらす。また、v4.4とv4.5の2つのバージョンで異なっていた、主要ハイパーコンバージドインフラ(HCI)への対応をv5.0で統合した。

各バージョンの主要HCIへの対応

 さらに、シュナイダーエレクトリックのクラウドベースのITインフラ設備管理ソリューション「EcoStruxure IT Expert」を導入することで、クラウド経由でITスペースのインフラ設備の稼働状況、温湿度など環境情報、セキュリティ情報などのデータを収集し、監視や管理を行える。