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シュナイダーエレクトリック、UPS管理ソフト「PowerChute Network Shutdown v5.2」をリリース
2025年9月3日 12:38
シュナイダーエレクトリックは2日、UPS管理ソフトウェア「PowerChute」シリーズにおける中大規模環境向けソフトウェア製品「PowerChute Network Shutdown」の最新版となる「PowerChute Network Shutdown v5.2」を提供開始した。
PowerChute Network Shutdownは、オフィスのサーバールームやデータセンターなどを対象としたUPS管理ソフトウェアで、ネットワーク経由でUPSと通信し、電源障害時にサーバーを自動でシャットダウンし、企業のITインフラの安定運用を支援する。
新バージョンでは、仮想環境における管理性と運用効率の向上を目的とした新機能を追加した。MicrosoftのHyper-VおよびAzure Stack HCI環境に対応した仮想マシンの優先度設定機能を追加し、PowerChuteの画面上で、仮想マシンのシャットダウン/起動の優先度を設定できるようになった。
サポートログの一括エクスポート機能では、トラブルシューティングに必要な複数のログを、ヘルプタブから簡単に取得できるようになった。Windowsイベントビューアーでの詳細出力では、前バージョンで追加されたWindowsイベントログ出力機能をさらに拡充し、イベントレベルやイベントIDを、UPS関連/環境関連など詳細が分かるようにIDを採番して出力する。