ニュース

ラネクシー、PC操作ログ管理サービス「MylogStar Cloud」のAzure Virtual Desktop対応版を提供

 株式会社ラネクシーは5月31日、PC操作ログ管理のサブスクリプションサービス「MylogStar Cloud」において、日本マイクロソフトの仮想デスクトップサービス(DaaS)「Azure Virtual Desktop(AVD)」対応版を同日より提供開始すると発表した。

 MylogStar Cloudは、企業内におけるクライアント操作ログを取得することで、不正行為や情報漏えいの流出経路を可視化し、業務プロセスの改善に有効活用できる、クラウド型クライアント操作ログ管理サービス。今回は同サービスが、利用が拡大しつつあるAVD環境に対応した。

 このAVD環境においても、オンプレミスのクライアント環境と同様にPC操作の記録をログとして収集・管理し、情報漏えい予防および問題発生時の原因究明を容易にする機能を提供する。ラネクシーによれば、AVD環境下で操作ログを収集・管理する場合、従来はオンプレミス型のログ管理サービスがメインとなり、専用の管理サーバーを利用企業側が導入する必要があったが、MylogStar CloudのAVD対応により、こうした負担なく容易に導入可能になったとのこと。

 またMylogStar Cloudでは、仮想デスクトップサービスの「シングルセッション接続」だけでなく、AVDだけが持つ「マルチセッション接続」も対応しているので、従来の管理対象である物理環境のPCと同様に、情報漏えい対策に必要な操作ログ収集を行えるとしている。

 なお、MylogStar Cloudのライセンスはサブスクリプション方式で提供され、年間契約の場合は1ライセンスあたり年額9600円(税別)となる。