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ラネクシー、PC操作ログ管理製品「MylogStar」のログを活用した内部不正リスクの検知サービスを提供

 株式会社ラネクシーは19日、自社のPC操作ログ管理製品「MylogStar」のオプションサービスとして、「内部不正リスクレポート」を提供開始すると発表した。

 MylogStarは、利用企業の環境に合わせて、1台のスタンドアロンPCから大規模構成、オンプレミスからクラウドまで各種ラインアップでカバーするPC操作ログ管理ソフトウェア。管理対象となるサーバー/クライアントのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイル操作、印刷、アクティブウィンドウなどあらゆる操作ログを記録できるという。また、OSのカーネルレベルでログを取得しているため、ほかのロギングツールでは抜け道となってしまう部分でも、正確なログが取得できるとした。

 今回提供する「内部不正リスクレポート」では、「MylogStar」のログ収集力を生かして企業内で収集されたログを分析することで、データの持ち出しをはじめとしたリスクの調査が可能になる。なお、調査にはMylogStarで取得した1カ月分のログデータを利用する。

 具体的には、以下の9項目を調査し、1~5の危険度と各項目の調査内容を報告するとのこと。

・業務時間外のPC操作履歴調査
・不審ユーザーログイン調査
・プリンター利用調査
・外部記憶媒体を経由したファイル持ち出し調査
・機密フォルダ/ファイルのアクセス調査
・業務外のWebアクセス調査
・企業と関係のないフリーアドレスへの送信履歴調査
・FTP通信調査
・アクセス先ドメイン(URL)安全性調査

 サービスラインアップとしては、3項目のみを調査する「ライト」、全9項目を調査する「スタンダード」、1項目から対応する「カスタム」の3種類が用意された。価格は、「ライト」「スタンダード」が個別見積もり、「カスタム」が10万円からとなる。