クラウド型請求管理「MakeLeaps」、インボイス制度対応を強化　見積書・納品書などへの事業者登録番号の表示が可能に

　メイクリープス株式会社は25日、クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps（メイクリープス）」において、10月に開始される適格請求書等保存方式（通称：インボイス制度）対応の機能拡張を行ったと発表した。見積書や納品書などにも、同制度における事業者登録番号の表示が可能になっている。

　MakeLeapsは、見積書・請求書などの書類作成から、郵送代行などの送付業務、請求データや入金管理まで、請求にまつわる作業・データを一元管理できるクラウド型請求管理サービス。

　従来の仕様では、MakeLeapsではすでに、同サービスで作成する請求書に事業者登録番号を表示できたが、今回の機能強化によって、他書類（見積書、納品書、領収書）への事業者登録番号の表示も可能となった。各種書類の作成時に登録番号が自動挿入されるため、適格請求書等保存方式の要件を満たす書類の作成を容易に行え、インボイス登録事業者であることを、見積書提出の段階から通知できるという。

登録番号を表示した見積書の例

　なお、新機能の利用するにあたって追加のオプション費用は不要で、所定の設定をすれば、サービス利用中のユーザーすべてが利用できるとのことだ。