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日立とエクイニクスが協業を強化、「EverFlex from Hitachi」のグローバル展開を支援

(左から)エクイニクス・ジャパン 代表取締役社長 小川久仁子氏、Equinix Inc. プレジデント兼CEO チャールズ・マイヤーズ氏、日立製作所 執行役社長兼CEO 小島啓二氏、執行役副社長 デジタルシステム&サービス統括本部長 德永俊昭氏、執行役専務 クラウドサービスプラットフォームビジネスユニットCEO 阿部 淳氏

 株式会社日立製作所(以下、日立)と米Equinix(以下、エクイニクス)は25日、協業強化に向けたMOU(基本合意書)を締結したと発表した。エクイニクスがLumadaアライアンスプログラムに参加し、両社でデジタルソリューションの開発、展開、活用のサイクルを通じて、社会課題に取り組んでいくとしている。

 日立とエクイニクスは、長年パートナーとして、エクイニクスのデータセンターサービスと日立のストレージを中心とした共同ソリューションを提供・拡充してきたが、昨今のSX(サステナブルトランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速および両立が求められる市場環境を鑑み、両社の協業を継続的に強化させると説明。

 具体的には、エクイニクスは、日立がPlatform Equinixを活用して、環境配慮型ストレージソリューションをベースに、「EverFlex from Hitachi」として高品質でサステナブルなハイブリッドクラウドソリューションのグローバル展開を支援する。 また、検証センターである「Enterprise Hybrid Cloud Solution Center」を開設し、ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境において、Platform Equinix 上でストレージソリューションの検証を行う。

 今後、両社は、日立におけるLumadaのエコシステムと、エクイニクスが持つ世界最大級のパートナーエコシステムを活用し、技術やノウハウを組み合わせながら、DXを一層加速させるソリューションの拡充を図っていくとしている。