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電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」、契約書保管クラウド「どこでも契約書クラウド」とAPI連携

 株式会社NXワンビシアーカイブズは11日、電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」と、アストロラボ株式会社の契約書保管クラウド「どこでも契約書クラウド」との間で、API連携を開始したと発表した。これにより、WAN-Signで締結した電子契約書を、どこでも契約書クラウドに自動取り込みできるようになったという。

 WAN-Signは、電子契約の締結機能に加え、書面で締結した契約書を電子化し、電子契約と書面契約の両契約書を合わせてシステム上で一元管理できる電子契約サービス。一方のどこでも契約書クラウドは、紙の契約書やPDFの文書、電子契約書をクラウド上に暗号化して保管する契約書保管クラウドサービスである。

 今回の連携では、契約書情報を双方でシームレスに同期可能になった。WAN-Signで締結した契約書は自動的にどこでも契約書クラウドに保管され、どこでも契約書クラウド上で編集や変更をされた契約書情報は、WAN-Sign上においても自動更新が行われるようになる。なお、従来の紙の契約書はアプリで撮影するだけ、PDFはドラッグ&ドロップするだけで、一元化して保管可能。取り込んだ契約書はAI-OCRで処理され、全文検索を行えるとのこと。

 この連携機能は、どこでも契約書クラウドの設定画面から外部サービス連携でWAN-Signを選び、ログインするだけで利用可能。また連携機能の利用には、どこでも契約書クラウド、WAN-Signの利用料金に加えて、WAN-Sign APIの利用料金がかかる。