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レノボ、電力と設置スペースを削減したストレージ筐体など新たなストレージソリューションを発表

 Lenovo(以下、レノボ)は米国時間3月15日、データ管理のニーズをより適切に解決するための、新しいストレージソリューションを発表した。新しいソリューションは、電力効率の大幅な向上とデータセンターの省スペース化を実現し、高度なランサムウェア保護機能により、重要データの保護をサポートするとしている。

 D4390 Software Defined Storage向け高密度JBODは、電力とスペースの節約を実現し、持続可能な目標達成を支援。前世代と比較して消費電力を最大62%削減するとともに、データセンターのスペースを最大60%削減。24G SAS接続によりデータスループットを向上した。

 ThinkSystem DM Systems 9.12は、新しい自動ランサムウェア対策として、自律的なランサムウェア対策を提供。悪質なファイルに対してワンクリックで防御でき、改ざん防止スナップショットでランサムウェアによる削除を防止する。内部脅威からの防御を強化するHardened Zero Trust構造で、高度な多要素認証、不変で改ざんされないロギング、監査の強化を実現。また、前世代より33%ストレージ効率を向上させ、新たに4対1の効率を実現した。

 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社代表取締役社長のジョン・ロボトム氏は、「日本企業はESGマネジメントのトレンドに沿うように、ITインフラのエネルギー消費削減に関心を持っています。業界をリードするレノボのThinkSystemストレージ・システムが、電力消費量とデータセンター・スペースを削減することで、企業の持続可能な目標達成を支援します」と述べている。