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エプソン、業務用フォトプリンターの小型軽量モデル「SL-D550」を発表

 エプソンは6日、業務用フォトプリンター「SureLab」シリーズの新製品として、コンパクトサイズのシンプルモデル「SL-D550」を4月18日に発売すると発表した。価格はオープン。

 SureLabシリーズは、デジタルカメラやフィルムカメラのプリント業務を取り扱うDPE店や、記念写真や証明写真のスタジオ撮影・プリントなどを行う写真館、そして観光地やイベントにおける写真プリントを行う企業などで導入されている業務用フォトプリンター。

SL-D550

 SL-D550は、本体サイズが299×350×154mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量が7kgの省スペース・軽量設計で最大3台を積み重ねて使用可能なため、より柔軟な設置が可能。フルフロントオペレーションを採用し、インク補充、メディアセット、メンテナンスタンク交換などの作業を前面から行える。

 両面カット紙プリントで、カット紙100枚のカセット給紙に対応し、年賀状をはじめとする、インクジェットハガキ・インクジェット写真用の絵柄面も宛名面もフチなしプリントできる。L判・KGサイズのDPプリントや証明写真にも活用できる。

 また、インクボトル方式を採用したことで、カートリッジモデルと比較して梱包箱などの廃材も少なく済むため、環境負荷低減も実現する。印字プロセスで熱を使わないインクジェット方式のため、昇華型熱転写方式のフォトプリンターに比べて消費電力を低減。ヘッド蓄熱による待ち時間が発生しないため、プリンターの稼働時間と消費電力の効率化につなげられる。