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TIS、チャットボット作成サービス「Dialog Play」に音声認識入力や読み上げ音声のカスタマイズなど新機能を追加

 TIS株式会社は3月31日、業務に特化したチャットボットを作成できる、AI搭載業務チャットボット作成サービス「Dialog Play」に、音声認識入力、読み上げ音声のカスタマイズなど新機能を追加したと発表した。

 新たな機能としては、音声認識機能や読み上げ機能(キャラクター設定あり)を追加。キーボードに加え、マイクに話しかけることで音声による入力ができるようになり、キーボード操作が苦手な人も入力の負荷が軽減できる。また、メッセージの読み上げ機能により、メッセージを受信した際に音声で通知でき、音声はVOICEVOXを利用しているため、複数から好みの音声を選択できる。

 また、チャットボットの言語を指定して、多言語のチャットボットの作成に対応。ADVANCEプランの標準機能として、日本語で作成したチャットボットを機械翻訳により英語・中国語など多言語に翻訳して利用できる。

 さらに、シナリオとFAQを一覧表示した上で、任意の文字列を検索する機能を追加。FAQなど、修正する際に目的のFAQを見つけやすくなった。シナリオ実績と同様にFAQの実績を表示でき、どの質問がよく聞かれるかを把握し、修正することで、利用率向上にも期待ができるとしている。

 このほか、事前のユーザーの発言から意図推定を行い、シナリオを条件分岐できる機能など、顧客から利活用の観点で要望のあった機能も追加した。

 Dialog Playは、必要最低限のみの機能をラインアップした「LITE」、実運用を前提とした「STANDARD」、よりセキュアかつ拡張して利用することを前提にした「ADVANCE」の3つのプランを提供する。各プランの月額基本料金(税別)は、LITEが5万円、STANDARDが8万円、ADVANCEが15万円。