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ラック、セキュリティ管理者の運用業務をサポートする「Microsoft Sentinel活用支援サービス」を提供

 株式会社ラックは、日本マイクロソフトのセキュリティログ管理・分析ソリューション「Microsoft Sentinel」の活用をサポートする「Microsoft Sentinel活用支援サービス」を、4月1日より提供開始すると発表した。

 Microsoft Sentinelは、Microsoft 365の各ソリューションのログを集約し、インシデント情報などを一元的に管理するソリューション。これを利用すると、インシデント発生時にソリューションごとに用意されたポータルへアクセスするといった、煩雑な運用から解放される一方、機能が多岐にわたるため、セキュリティに精通していない担当者には十分に活用しきれない点が課題になっているとのこと。

 そこでラックでは、自社のセキュリティプロフェッショナルがMicrosoft Sentinelの活用をサポートする「Microsoft Sentinel活用支援サービス」により、こうした課題解決を支援するとした。

 サービスでは、ラック独自のカスタムダッシュボードを提供し、管理者が日々のセキュリティ対策に必要な情報を一覧ですばやく把握できるよう支援するほか、各企業が運用するMicrosoft Sentinelの動作状況を、ラックのセキュリティエンジニアが確認し、運用レポートを提供。現状把握、トレンド分析、運用改善といった、企業の活動を継続的に支援するとした。

ダッシュボードイメージ(写真は開発中のもの)

 なお今後は、Microsoft Sentinelによるセキュリティ運用の自動化や、分析ルール等、さまざまな機能に対応するサービスを、ラック内での活用実績に基づき、段階的に拡充する予定だ。