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GSX、KEL、PSCの3社が協業、Microsoftのテクノロジーを用いたセキュリティサービスを提供

 グローバルセキュリティエキスパート株式会社(以下、GSX)、兼松エレクトロニクス株式会社(以下、KEL)、株式会社ピーエスシー(以下、PSC)の3社は9日、Microsoftのテクノロジーを活用したトータルセキュリティサービス「Security Liaison for Microsoft Security」を提供すると発表した。

 GSX、KEL、PSCの3社は、現状の企業が抱える真の課題は、セキュリティのアセスメントから施策立案、運用業務までをワンストップで支援する体制と、Microsoftのクラウドサービスへの知見と技術力を備えたパートナーの存在であると考え、各社の実績と知見を融合させたトータルサービスの開発を進めてきたとのこと。

 今回、3社では、これまでも行ってきたそれぞれの企業間連携をさらに深化させ、Microsoftのテクノロジーを活用し、企業の環境に応じた守るべき情報資産の策定などのアセスメントから、セキュリティ施策の立案、多岐にわたるコンポーネントの整備と確実な実装、その後の運用サイクルの自動化や最小化、インシデント対応などの運用業務に至るまでを、トータルセキュリティサービスとして提供する。

 その「Security Liaison for Microsoft Security」では、以下の7つのサービスをラインアップした。

1)情報資産の棚卸し、重要度の仕分けをアセスメントする「情報セキュリティアセスメント」
2)既存のID基盤のアセスメントと認証基盤の整備を支援する「IDアセスメントサービス」
3)Information Protection & Governanceを活用した、情報漏えい対策(DLP)、内部不正対策(UEBA)の導入支援を行う「DLP/UEBA導入支援」
4)Azure Active Directory/Microsoft Defender for Endpoint/ Microsoft Endpoint Managerを活用し、ゼロトラスト環境の導入を支援する「ゼロトラストセキュリティ導入支援」
5)SWG+Microsoft Defender for Cloud Appsを活用し、SaaSの管理統制を実施する「SaaS活用のセキュリティ対策」
6)Microsoft Defender for Endpoint/Microsoft Endpoint Managerをあわせたデバイスセキュリティの運用サービス「デバイスマネジメントサービス」
7)Microsoft Sentinelの導入支援および運用サービス「SIEMのマネージドサービス」

 なお3社では、今後も共創によるサービスを拡充し、企業のセキュリティガバナンスにのっとったICT環境の整備に取り組むとのことだ。