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NTTデータ先端技術、Hinemosサブスクリプションでセキュリティ運用の支援オプションを提供

第1弾としてネットワークシステムの診断と脆弱性情報の収集支援を用意

 NTTデータ先端技術株式会社は、統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」のサブスクリプションサービスにおいて、セキュリティ運用を推進するための「Hinemos セキュリティオプション」を追加し、4月1日より提供開始すると発表した。第1弾としては、「Hinemos セキュリティ ネットワーク診断オプション」と「Hinemos セキュリティ 情報配信オプション」を提供する。

 Hinemosは、「収集・蓄積」「見える化・分析」「自動化」といった、統合運用管理に必要な機能をワンパッケージで提供する統合運用管理ソフト。同分野では、単機能のツールを組み合わせて利用されることが多いというが、Hinemosでは運用管理に必要な機能をワンパッケージで提供するため、運用管理業務で必要とされる各機能のシームレスな連携や、製品の導入・維持管理の容易化を実現し、運用のトータルコストを削減できるとした。

 またNTTデータ先端技術では、このHinemosを軸に、システム運用に役立つさまざまなサービスをHinemosサブスクリプションとして提供しているが、今回は同サブスクリプションにHinemos セキュリティオプションが追加され、IT運用管理のみならず、ITセキュリティの管理も可能になった。

 第1弾として、今回は2つのオプションを提供する。

 1つ目のHinemos セキュリティ ネットワーク診断オプションは、ネットワークシステム(ネットワーク機器、サーバー)を検査し、セキュリティ上の問題点を洗い出すもの。また、発見された問題が利用企業のサービスに及ぼす影響ならびに改善策についても提示し、セキュリティ事故を未然に防ぐためのシステム改善を支援するとしている。

 2つ目のHinemos セキュリティ 情報配信オプションは、日々の脆弱性情報の収集業務を支援するもので、多様なOS/ソフトウェアに対応した脆弱性情報、同社のセキュリティオペレーションセンタで集約した不正アクセス監視の統計情報を、利用企業の専用ポータルサイトおよびメールにて提供する。

 価格は、両オプションいずれも年額120万円。なお9月末までの契約を対象として、いずれも年額80万円で提供するキャンペーンも発表されている。別途、Hinemosサブスクリプションの契約が必要となる。