ニュース
富士フイルムビジネスイノベーション、プロダクションカラープリンター「Revoria Press EC1100」「Revoria Press SC180/SC170」を発表
2023年3月16日 08:00
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は15日、プロダクションカラープリンターの新製品として、主に印刷業などプロ市場向けの「Revoria Press EC1100」と、企業内印刷やオフィスユースにも適応する「Revoria Press SC180/SC170」の2機種3モデルを、国内で4月3日に発売すると発表した。
Revoria Press EC1100は印刷速度が毎分100ページ、Revoria Press SC180/SC170は毎分80ページ/70ページの高生産性と高画質※3を両立。用紙の厚さは52g/㎡の薄紙から400g/㎡の厚紙まで、サイズは98×148mmから最大330×1200mmの長尺用紙まで対応する。さらに、エアーサクション給紙トレイにより、紙粉の多い用紙やパウダーを使用したプレプリント紙、凹凸用紙や密着しやすいコート紙など、給紙のストレスになりやすかった用紙も安定した搬送が可能となる。
また、新商品では印刷オペレーターのスキルに依存することなく、印刷物の色を容易に再現するカラーマネジメント機能「Color Profile Maker for Display」を提供。ディスプレイの色を補正し、印刷物の色を忠実に表示することで、色確認をするテスト印刷の手間を軽減し、効率的な色合わせを実現する。
また、Revoria Press SC180/SC170には、プリンター本体のスキャナーを使用して、過去の印刷物や他機種で出力した印刷物を読み取ることで、その色を再現して印刷できる新開発の機能を搭載。カタログや販促物などを増刷する際に、過去の印刷物と色を合わせて簡単に再印刷できる。
上位モデルの「Revoria Press PC1120」に搭載されている、AI（人工知能）による写真画質の補正機能を、いずれのモデルにも搭載。写真画像1枚ごとに暗すぎる／明るすぎる、逆光、人物／青空の色味が悪いなど、写真のシーンに適した画像補正をAIが自動的に行い、美しく印刷する。
製品の価格（税別）は、Revoria Press EC1100が1539万円、Revoria Press SC180が649万8000円、Revoria Press SC170が575万7000円。