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オルツのAI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」、食品・飲食業界に特化した音声認識エンジンを提供

 株式会社オルツは13日、AI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」の業種別音声認識機能として、食品・飲食業界向け強化音声認識エンジン「飲食業GIJIROKU」を提供開始すると発表した。

 「AI GIJIROKU」は、AIが参加者を判別し、自動で録音から記録、修正、翻訳までを行うSaaS型の文字起こしツール。主要35か国語以上のリアルタイム同時翻訳に対応するほか、AIの学習機能によって、利用する度に文字起こしの精度が向上するという。

 また、金融、医療、製薬、化学、建設などの業界・業種に特化したさまざまな音声認識エンジンを提供している点も特長で、今回は新たに、食品・飲食業界に特化した音声認識エンジンである飲食業GIJIROKUを追加した。食品・飲食業界の専門用語や言い回しに対する音声認識精度を向上させており、オルツによるテスト結果では、汎用の他社製品と比べて音声認識精度がおおむね5~20%向上しているとのこと。

 また、AI GIJIROKUに標準装備されている独自技術「パーソナライズ機能」を活用し、話者独特の話し方を学習さえることが可能なため、取引先企業との商談や社内会議、プレゼンテーションにおいて社員一人ひとりにパーソナライズされた高精度の議事録を自動作成できるとしている。