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テクマトリックス、APIテスト自動化ツールの最新版「SOAtest/Virtualize 2022.2」を販売開始

テクマトリックス株式会社は24日、米Parasoftが開発したAPIテストの自動化とサービス仮想化を1ツールで実現する「SOAtest/Virtualize 2022.2」の販売を開始した。

 SOAtest/Virtualizeは、APIの開発者/利用者に向けてテストの自動化とテスト環境の仮想化の両側面から開発を効率化するツール。APIの開発者には、正しくデータを提供できていることを検証するために、APIのテストドライバーを自動生成し、APIの単機能テストやシナリオテストの実行を自動化する機能を提供する。APIを利用する側のアプリケーションの開発者には、データを利用してアプリケーションが正しく動作することを検証するために、データ連携で用いるAPIを仮想化し、疑似的にデータを提供することで、テストを実行できる環境を提供する。

 新バージョンのSOAtest/Virtualize 2022.2では、APIのテスト自動化機能(SOAtest)とテスト環境の仮想化機能(Virtualize)の両方で、GraphQLに対応した。SDLからGraphQLの電文形式を自動生成する機能や、電文をツリー表記に変換できる機能を備え、GraphQLの直感的な設定を可能にした。

 このほか、MongoDB Toolの対応強化や、非同期レスポンスを要する仮想化の設定簡素化、gRPCサポートの強化、RabbitMQのExchangeを使用するメッセージへの対応、WiresharkでキャプチャしたPCAPファイルからテストや仮想化のための資産を自動生成するためのトラフィックファイルの生成など、さまざまな機能の強化を行った。