アイマトリックス、セキュアファイル・メール送信サービス「マトリックスエージェント」で大容量ファイル転送とダウンロード画面カスタマイズのオプションを提供

　アイマトリックス株式会社は18日、安全で簡単な添付ファイル送信を実現するセキュアファイル・メール送信サービス「マトリックスエージェント」の新オプションとして、「大容量ファイル転送機能」「ダウンロード画面カスタマイズ」のサービスを開始した。

　マトリックスエージェントは、クラウド中継サーバーにより、メールと添付ファイルの認証と転送を行う手法を用い、パスワード付きZIPファイルとそのパスワードをメールで送付する、いわゆる「PPAP」の代替手段となるサービス。マトリックスエージェントによるファイル転送では、送信者は暗号化処理もパスワードの別途送信も行うことなく、普段利用するようにメールに送りたいファイルを添付し、送信するだけよく、送られる添付ファイルは「imatrix Security Platform」で分離・保存される。

　新たに提供される大容量ファイル転送オプションでは、最大2GBのファイルを安全に相手先に送付できる。通常サイズのファイルはメールに添付する形で、利用者のメールサーバーを経由するが、大容量ファイル転送の場合には、ファイルをマトリックスエージェントにアップロードし、宛先の指定やメッセージの作成を行って送信する。メールサーバーを経由しないため、社内システムへの干渉がなく、サーバー容量の圧迫もなく利用できる。

マトリックスエージェント概要図

大容量ファイル転送手順の概要

　また、受信者がアクセスするダウンロード画面のサブドメイン、ロゴ、背景色をカスタムできる、ダウンロード画面カスタマイズオプションも提供。ロゴやコーポレートカラーを指定することで、取引先に対して送り元が分かりやすい形で利用できる。カスタマイズ作業はアイマトリックスが実施する。

ダウンロード画面カスタマイズイメージ

　350ライセンスの場合の参考価格は、セキュアファイル転送基本機能が1アカウントあたり月額150円、大容量ファイル転送オプションが1アカウントあたり月額90円、画面カスタマイズ初期費用が20万円。