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テクマトリックスとアイマトリックスが協業、メール添付ファイルの自動無害化ソリューションを共同開発

 テクマトリックス株式会社は20日、アイマトリックス株式会社と協業し、メール添付ファイルの自動無害化ソリューションを共同開発すると発表した。

 昨今は企業でも導入が進みつつある、総務省が推進する「自治体情報システム強靭性向上モデル」では、内部のネットワークと外部のネットワークを分離しているが、両ネットワークの間でどうやってデータファイルを安全に受け渡しするかが課題とされている。

 今回の協業では、アイマトリックスのメール無害化製品「matriXgate Mail セキュリティー」と、テクマトリックスが提供するイスラエルVotiroのファイル無害化ツール「Secure Data Sanitization(SDS)」、株式会社ソリトンシステムズのセキュアファイル転送システム「FileZen」を組み合わせ、Votiro SDSで無害化されたメールの添付ファイルを内部ネットワークに安全に受け渡しできるようにする。

 すでに、Votiro SDSとFileZenの連携機能「Votiro Auto Suite for FileZen」はテクマトリックスより提供されているが、matriXgate Mailセキュリティーに保管されたメールの添付ファイルをFileZenへ自動転送する機能が、6月末にリリースされる「matriXgate MailセキュリティーVer1.7.0」で提供されるという。

 なお、テクマトリックスのVotiro Auto Suite for FileZen、ソリトンシステムズのFileZen、アイマトリックスのmatriXgate Mailセキュリティーを購入すれば、この連携ソリューションの機能が含まれているとのことだ。

 なお、地方公共団体向けにパッケージされた「Votiro Auto Mail Link with matriXgate メール自動無害化パッケージ」では、200ユーザーで540万1800円(税別)で提供される。