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東京都と都内の中小企業支援機関が運営するビジネスマッチングサイト、GMOグローバルサイン・HDの「電子印鑑GMOサイン」を導入

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)は22日、同社が開発・提供する電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」が、東京都と都内中小企業支援機関が運営する「ビジネスチャンス・ナビ」に導入されたと発表した。

 ビジネスチャンス・ナビは、中小企業の受注機会の拡大や販路開拓の支援を目的として、官民の入札・調達情報を一元的に集約したビジネスマッチングサイト。東京都の政策連携団体などの電子入札や、民間企業の連携先の発掘に活用され、全国の事業者が利用している。

 電子印鑑GMOサインは、契約の締結から管理までをワンストップで行える、クラウド型の電子契約サービス。印紙税や郵送費の削減、契約締結にかかる手間の軽減や時間の大幅な短縮により、業務の効率化を実現できる。自治体庁内の業務効率化に加えて、契約相手方となる地域の事業者にとっても、契約締結にかかる時間や手間などの業務コストを削減できること、マニュアルなどを読み込まずとも直感的に簡単に操作できることから、地域事業者の経営支援にもつながるサービスとして、全国の自治体に導入範囲を拡大しているという。

 ビジネスチャンス・ナビでは、中小企業がビジネスチャンスに出会える場として、さらなる利便性向上を目指して、電子印鑑GMOサインを導入し、企業間のオンライン上の契約をサポートするサービスを開始した。

 ビジネスチャンス・ナビ上に案件を掲載した発注企業と、エントリーを行った受注企業との契約締結において、電子印鑑GMOサインを利用できる。発注・受注企業の商談成立後に、ビジネスチャンス・ナビ上で署名者の設定・契約情報の登録を行うことで、電子契約サービスで双方の署名を行い、電子契約が締結できる。

 GMOグローバルサイン・HDは、契約業務の効率化やコスト削減による事業者の経営支援や、ペーパーレス化を通じた環境保護・SDGsへの貢献を推進していくとしている。