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マクニカ、社外から社内システムへの安全なアクセスを実現するZTNAソリューション「Menlo Private Access」を販売

 株式会社マクニカは11月30日、米Menlo SecurityのZero Trust Network Access(ZTNA)ソリューション「Menlo Private Access」を、日本国内で販売開始すると発表した。

 Menlo Private Accessは、テレワークを始めとする社外環境から社内システムへの、安全なアクセスを実現するソリューション。リモートアクセス基盤がインターネットに公開されていないため、基盤の公開が必要なVPNと異なり、外部から脆弱性を悪用した攻撃を受けることがない点が特徴という。

 また同ソリューションでは、設定した条件に合致するユーザーにのみに、アプリケーションへのアクセスを許可する仕組みのため、条件に合致しないユーザーから、不正に社内アプリケーションにアクセスされることを防げるとのこと。

 なおMenlo SecurityはZTNAのみならず、RBI(Remote Browser Isolation)、SWG(Secure Web Gateway)、CASB(Cloud Access Security Broker)、FWaaS(Firewall as a Service)などの機能を提供できるので、強固なセキュリティのゼロトラスト環境を実現するとした。

 特に、コンテンツの実行環境を端末から分離するアプローチであるRBIにより、HTMLスマグリングのような、既存セキュリティ製品を回避する攻撃にも対応可能。ZTNAにRBIをあわせて利用することで、VPN経由の脅威だけでなく、Webやメール経由の脅威も無害化し、社内の感染拡大を防ぐとしている。