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三井情報、Microsoft 365導入企業向けのMenlo Security新ライセンス「MKI Protect+」を提供

ブラウザのセキュリティを強化する機能を三井情報専用にパッケージ化

 三井情報株式会社は3日、Web経由の脅威を独自技術で分離・無害化する米Menlo Securityの「Menlo Security」において、ブラウザのセキュリティ強化を目的とした、Microsoft 365導入企業向けの新ライセンス「MKI Protect+ ライセンス」を提供開始すると発表した。なお、同ライセンスは三井情報からのみ購入可能という。

 今回発表された「MKI Protect+」は、パブリックインターネットを社内ネットワークから分離し、安全な情報のみを利用者のローカルブラウザに送信するソリューション「Menlo Security Secure Enterprise Browser」をベースとした新ライセンス。ブラウザのセキュリティに特化した複数の機能を三井情報専用にパッケージ化して提供しており、Microsoft 365のセキュリティを強化できるという。

 ラインアップとしては、まず、Menlo Security社の特徴であるブラウザアイソレーション機能を軸とした基本ライセンス「Basicライセンス」を提供する。Secure Enterprise BrowserのProtectライセンスにクラウドプロキシを追加しているため、Menloプロキシ構成、多段プロキシ構成の両方に対応可能とした。

 また、Basicライセンスの機能に加えて、ゼロトラストを念頭においたMenlo Security Clientにより、Web通信以外の全トラフィックの可視化・制御が可能な「Advanceライセンス」を提供する。同ライセンスでは、ゼロアワーフィッシング防御によって、Web通信もさらに強固にするとのことだ。

 さらに、セキュリティをより強化したい企業向けには「Add-Onライセンス」を用意しており、Manage、CASB、ZTNAそれぞれの機能を、必要に応じて各ライセンスに追加できる。

 なお、Menlo Security社のサービスはSaaS型で提供されるため、プロキシの設定変更で即時導入が可能としている。