NTTデータ・ビズインテグラル、大手・中堅企業向けサブスクリプションERP「Biz∫Optima」を提供

　株式会社NTTデータ・ビズインテグラルは11月30日、株式会社NTTデータの協力のもと、大手・中堅企業向けのサブスクリプションERP「Biz∫Optima（ビズインテグラル オプティマ）」を、2023年3月に販売開始すると発表した。

　Biz∫Optimaは、1400社超に採用されている大手企業向けERPパッケージ「Biz∫（ビズインテグラル）」を、個社専有型のパブリッククラウド上で提供する新サービス。従来のインフラ構築でかかっていたコスト・工期を削減でき、顧客からのニーズに応え、サブスクリプションモデルで提供する。

「Biz∫Optima」のサービス概要

　Biz∫会計をベースとして、個社およびグループ会計業務を支援し、グループ各社の情報を統合管理、グループ全体のマネジメント・連結業務の高度化に寄与する。高い視認性・操作性と、データ活用の柔軟性を備えるとともに、ワークフロー分野で国内外に多くの実績を持つ「intra-mart」を標準搭載し、経理業務とワークフローの連動を可能にする。

　インフラ基盤については、顧客専用のパブリッククラウド環境を早期に立ち上げることができ、OSおよびデータベースの自動アップデートも実施する。業務アプリケーションのアップデートについては、顧客と導入会社が対応方針を協議の上、実施する。

　導入については、Biz∫の導入プロジェクトで培った方法論を体系化し、顧客の早期導入、早期定着を支援する。

　NTTデータ・ビズインテグラルでは、NTTデータおよび約60社のBiz∫パートナー企業と共に、積極的なBiz∫Optimaの販売促進や導入、運用定着支援を推進すると説明。さらに、Biz∫Optimaの提供を通じて、導入企業における人材不足の緩和を目指すとともに、潜在・顕在ニーズをサービス化することで、顧客に継続的な価値を提供し続けるとしている。