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NTTデータ・ビズインテグラル、セットアップ手順の簡素化などを行った「Biz∫」新バージョンを販売開始

 株式会社NTTデータ・ビズインテグラルは1日、ERPパッケージ「Biz∫」のうち、「Biz∫会計」「Biz∫販売」「Biz∫APF」の最新版となるバージョン3.0の販売を開始した。

 Biz∫は、ワークフロー分野で国内外に多くの実績を持つ「intra-mart」をベースとして、会計・販売・人事などをカバーしたクラウド対応ERPパッケージ。

 バージョン3.0では、基幹システムにおけるクラウド利用傾向を踏まえ、自社のビジネス状況に合わせたデータベースを選択したいというニーズに対応した。IaaSをはじめ、クラウドの利用を検討、または既存でクラウドを利用している顧客にとって、自社のビジネス状況に合わせてオープンソースのデータベースなどを選択できるようになり、初期費用や運用費用の最適化が可能になった。

 また、セットアップを自動化・簡素化し、従来の手順から58%削減。グループ会社に迅速に展開できるよう、運用環境や開発時の検証、試験環境の構築時間を短縮した。新規に導入の際には、開発や構築を行うパートナー企業の工数削減に繋がり、利用までのリードタイム短縮や、導入時における初期費用の低減に寄与するとしている。

 バージョンアップの最適化としては、システム(OSやミドルウェア)と、Biz∫会計やBiz∫販売などのアプリケーション間におけるバージョンの依存関係を解消。これにより、システムのサポート切れに伴う、アプリケーションのバージョンアップ対応が不要となる。製品機能の強化としては、会計連携のデータ補正・補完処理を追加し、AI-OCRなどの外部ソリューションとの連携を強化した。