PFU、スキャン速度を高速化したScanSnapの新モデル「iX1600/iX1400」

iX1600（Wi-Fi/USB両対応）

iX1400（USB専用）

　株式会社PFUは19日、パーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズの新モデル「iX1600」「iX1400」を1月22日に販売開始すると発表した。受注開始は19日から。

　iX1600は、ScanSnap史上最速となる読み取り速度毎分40枚（A4カラー両面、300dpi）を実現（従来モデルiX1500は毎分30枚）したフラッグシップモデル。

　4.3インチのタッチパネルを搭載し、タッチパネルから目的に応じたアイコン（プロファイル）を選んでスキャンするだけの直感操作で、アイコンは保存先やファイル形式などユーザーに合わせてカスタマイズできる。オフィスなどで複数人の利用時も、タッチパネル上でユーザーを切り替えることで自分だけのプロファイルを利用できる。

　接続方法は、USBに加えてWi-Fi（IEEE 802.11a/b/g/n/ac）に対応し、スキャナーからクラウドサービスへの直接連携ができ、文書管理、名刺管理、経費精算や家計簿などのクラウドサービスへの保存もタッチパネルからワンタッチで利用できる。

　iX1400は、タッチパネル非搭載・USB接続専用で、ワンボタンで操作するシンプルなモデル。スキャナーの基本性能はiX1600と同等で、快適なテレワーク環境を構築したいユーザーや、シンプルな操作性でPC保存を主とするユーザー向けに、高いコストパフォーマンスを実現する。

　両機種とも、搭載枚数50枚で大量の原稿読み取りニーズに対応。業務用スキャナーで培ったブレーキローラーや超音波センサーによる安定した搬送性能、小さな原稿などの搬送安定性が向上する名刺・レシートガイドを備え、カバーを開けるだけですぐに使える高速な起動を実現した。

　製品のPFUダイレクト価格（税別）は、iX1600が4万8000円、iX1400が3万8000円。