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ALSOK、災害時などに従業員の安否確認を行う「ALSOK安否確認サービス(アプリ版)」 アプリによるプッシュ配信にも対応

 綜合警備保障株式会社(ALSOK)は、自然災害の発生時などに従業員の安否確認を行う「ALSOK安否確認サービス(アプリ版)」を、12月1日から提供開始すると発表した。

 ALSOK安否確認サービス(アプリ版)は、地震をはじめとする自然災害の発生時などに、従業員の安否確認を行うためのサービス。災害が発生した際に、従業員へ安否確認メールを送信し、それに回答することで、従業員の安否を一元的に確認できる仕組みを提供する。

 メール配信については、地震のみならず、津波警報・注意報・予報、噴火警報・予報、土砂災害警戒情報、記録的短時間大雨情報、指定河川洪水予報、竜巻注意報、気象特別警報などと連動した自動配信に対応するので、手動の場合によくある配信漏れ・遅れを防止できるほか、スマートフォンアプリによるプッシュ通知にも対応するので、メール遅延が発生しても迅速な対応を可能にするという。

 さらに、配信メッセージに災害時の行動マニュアルや、BCPマニュアル等の資料添付を行え、資料の再周知など、さまざまなシーンで活用できるとのこと。

 一方で従業員側では、安否情報を登録(回答)する際に、撮影した現場の写真や録音した音声を任意で添付したり、GPSによる位置情報を任意で報告したりすることも可能となっている。

 なお、標準機能として1ユーザーあたり6名まで、家族の安否確認に利用できる機能も備えた。位置情報や、写真、音声録音の添付も同様に使えるが、その内容は家族のみでの確認となっており、管理者でも家族安否の情報は確認できない。

 価格(税込)は、100名までの場合が月額1万9800円、500名までが月額3万7400円、1000名までが月額4万8400円。いずれの場合も、初期費用5万5000円が別途必要となる。

ALSOK安否確認サービス(アプリ版)のイメージ