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サイオステクノロジーがリコー複合機向けアプリを提供、受信したFAXの電子化と整理作業の効率化を支援

 サイオステクノロジー株式会社は、株式会社リコーの複合機向けアプリケーションソフトウェア「スマートecoファクス」を、11月28日より提供開始すると発表した。FAX文書の電子化や、その後の整理作業を支援する製品で、販売パートナーであるリコージャパン株式会社を通じて提供する。

 スマートecoファクスは、複合機で受信したFAX文書を電子化するとともに、あらかじめ定められたルールに従ってフォルダ作成や振り分けを行い、ファイル名を付与して、指定する共有フォルダに保存するアプリケーション。受信したFAXをデータ化するとともに、フォルダ作成や振り分け、ファイル名の付与等を自動化することで、業務効率化を実現できる点が特徴という。

 電子化にあたっては、受信ファクスの文字方向を自動判別し、読みやすい方向にページを自動回転して保存することが可能だ(製品に付随するスマートecoファクス専用OCRライセンスを利用)。

文字方向自動識別のイメージ

 また、保存先の共有フォルダを監視することで、FAX受信通知をPC側に送る機能も備えた。なお通知機能を利用するためには、通知するPCにフォルダ監視ツールをインストールし、設定を行っておく必要がある。

通知機能のイメージ

 加えて、受信した文書を自動出力しないため、取り忘れや紛失のリスク軽減が図れるほか、ペーパーレス化によるコスト削減、環境負荷低減、文書保管の省スペース化も実現するとしている。