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富士ソフト、仮想イベント空間「FAMevent」でZoomを活用した複数フロア同時配信機能を提供

 富士ソフト株式会社は18日、仮想イベント空間「FAMevent(ファムイベント)」の新機能として、Zoomをオールインワンで組み込み、提供を開始した。

 FAMeventは、オンラインの仮想空間上に構築されたイベント会場に、主催者も参加者も自分の分身(アバター)となって参加できるサービス。ビデオ通話、画面共有などの基本的なオンラインイベントの機能を持ち、会場や参加者を俯瞰(ふかん)で見ることもできる。主催者や参加者との新しいバーチャルなイベントコミュニケーションが特徴で、参加者同士の気軽な立ち話や、隣の人と会話するフリートークも行える。

 これまでは、フロアの特定のエリアにいる参加者で最大50人までにしか、一斉の音声配信や画面共有を行えなかった。今回の新機能リリースにあたって、富士ソフトはZoom Video CommunicationsとZoom ISVパートナープログラムを締結。Zoom Meetings機能をFAMeventにオールインワンで組み込むことが可能となり、FAMeventからZoomを自動起動し、操作できる。最大参加者数も5000人まで拡張し、これまで以上に大人数のイベントに活用できる。

 FAMeventの利用プランは、ホールプラン(Zoom連携あり/4時間)が、利用フロア2フロア、利用人数200名まで、価格は20万円(Zoom利用料を含む)で、フロア追加は10万円(最大50フロアまで)。最大参加者5000人、10フロア/1000人規模までのZoom配信を複数同時に利用できる。

 ライトプラン(Zoom連携なし/4時間)は、利用フロアが1フロア、利用人数が100名まで、価格は10万円で、フロア追加は不可。ルームプラン(Zoom連携なし/4時間)は、利用フロアが2フロア、利用人数が200名まで、価格は20万円で、フロア追加は5万円(最大50フロアまで)。

 富士ソフトでは、新しいサービスを12月28日までの期間限定、先着20社限定で、初回無料キャンペーンを実施する。