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NTTPC、「WebARENA」でAI予測型メールセキュリティ「Vade Email Content Filter」を提供

 株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下NTTPC)は16日、Vade Japan 株式会社が提供するAIベースの予測型メールセキュリティ対策「Vade Email Content Filter」を、ホスティングサービス「WebARENA」に搭載し、提供を開始した。

 Vade Email Content Filterは、AIを利用して攻撃のコンテキストを分析し、ゼロデイ攻撃や新しい攻撃を予測型で防御する。

 機械学習では、定義された特徴を用いて学習を行い、マルウェア判定用のアルゴリズムを効果的に作成してメールの特徴を評価することで、短時間で脅威検知を可能にする。高度化していくランサムウェア対策を含め、悪意のあるコードだけでなく、悪意のある行動も分析する予測的な技術が使用されている。

 また、人工知能(AI)に加えて、14億を超えるメールアカウントでメールの特徴や振る舞いに基づく「スマートパターン」、専門のエンジニアによる「人間知能」により、脅威検知の精度を高めていると説明。これにより、未知の攻撃や標的型の攻撃に対しても、全方位の保護を可能にするとしている。

 Vade Email Content Filterは、WebARENAの「SuiteXスタンダード」「SuiteXメールプレミアム」「メールホスティング」の各プランで、標準搭載のサービスとして、追加費用なしで利用できる。

高い検知率の理由、AIと人の連携により攻撃を阻止