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ドリーム・アーツの「SmartDB」とカウネットの購買管理クラウドが連携、購買プロセスの自動化を支援

立命館大学が連携に関する実証実験を実施予定

 株式会社ドリーム・アーツと株式会社カウネットは9日、ドリーム・アーツの大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」と、カウネットの中堅・大企業向けクラウド型購買管理システム「べんりねっと」の連携を開始したと発表した。なお、両サービスを利用している立命館大学において、この連携の実証実験を行う予定という。

 SmartDBは、ワークフローとWebデータベース機能を備えたノーコード/ローコード開発プラットフォームで、ドラッグ&ドロップだけで入力フォームを作成できるなど、現場担当者自らが業務アプリを開発していける点を特徴としている。

 一方のべんりねっとは、間接材全般の購買を一元管理できるクラウド型購買管理システム。間接材の購買を見える化し、業務効率化やコスト削減、内部統制の強化を実現できるという。

 今回は両サービスの連携により、SmartDBで購入申請が承認されると、API経由でべんりねっとへと情報が連携され、購入申請から発注、支払いまでの購買プロセスを自動化できるようになった。また、SmartDBとAPI経由で情報連携するべんりねっとをハブにしてパンチアウト連携(試験運用中)することで、ローカルカタログのみならず、さまざまなサプライヤーから幅広い商材が購入可能になるとのこと。

 両サービスを利用している立命館大学では、大学における複雑な研究予算管理業務のデジタル化の取り組みの一環として、間接材購買の効率化を実現するために、今回の連携の実証実験を行う予定としている。

 またドリーム・アーツとカウネットは、11月39日に、今回の連携に関するオンラインセミナーを実施し、詳細を説明する予定だ。