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富士ソフト、Teams会議での双方向コミュニケーションを支援する「moreNOTE for Microsoft Teams」

画面共有による一方通行なWeb会議のストレスを解消

 富士ソフト株式会社は8日、Microsoft Teams会議において、双方向のスムーズな資料共有操作と円滑なコミュニケーションを実現する「moreNOTE for Microsoft Teams」を提供開始すると発表した。

 moreNOTE for Microsoft Teamsは、Microsoft Teams会議での双方向の資料共有を実現するアドオンツール。会議参加者との資料共有、ホワイトボード共有や、事前の資料の準備、および会議後の資料の振り返りを容易に行えるようになるという。

 具体的には、全員で資料を共有し、参加者と発表者が双方向でポインタ操作・書き込み操作を行えるため、オンライン会議での意思疎通を容易に図れるようになるとのこと。また、資料の切り替えやホワイトボード表示も簡単に行えるので、会議を途切れることなく進行していけるとした。

 さらに、全員に共有する操作と、個人で見る操作の切り替えを簡単にできる点も特徴。参加者全員とメモ書きなどを双方向にリアルタイム共有する一方で、個人用に切り替え、従来の画面共有では実現できない、自分のペースでの資料閲覧を行うことも可能になっている。

 このほか、会議資料を自動でリスト化する機能を備えており、会議前・会議後に、必要な資料へ簡単にアクセスできるようにしている。

 なお、ID管理方式としてはAzure ADを利用した認証を採用し、Microsoft Teamsにログインしている組織アカウントで利用できる。プランは、小規模グループ向けの無償プラン「フリープラン」と、より大規模な会議で活用できる有償の「エンタープライズプラン」が用意された。

 無償のフリープランでは、会議参加者が3人まで、資料保存は1ユーザーあたり50MBまで、保存期間は2週間に制限される。一方、有償のエンタープライズプランは月額費用が3万円(100ID、税別)、初期費用が3万6000円(税別)で、会議参加者は50人まで、資料保存は1ユーザーあたり2GBまで対応。ユーザーサポートも提供される。