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富士ソフト、ドキュメント管理サービス「moreNOTE」のモバイル対応を強化

Windows 7やAD連携もサポート

 富士ソフト株式会社は17日、ドキュメント管理サービス「moreNOTE(モアノート)」の新版「同 Ver.5.0」を、3月下旬より販売開始すると発表した。モバイル活用や利便性向上のための機能強化が行われている。

 moreNOTEは、文書や動画、画像などをサーバーで一元管理し、iOSやAndroidのタブレット/スマートフォン、Windows 8タブレットなどから簡単に共有・閲覧・編集できるサービス。ポインターやペンツール、マルチペアリングといった機能を備えており、ペーパーレス会議やプレゼンテーションなど、さまざまなシーンでスマートデバイスを活用できるという。

 今回の新版では、Windows 8版が「moreNOTE for Windows」に改称し、新たにWindows 7に対応した。PCからでもmoreNOTE内のコンテンツの閲覧・登録・編集が可能になるため、これまでの資産を有効活用できる。全社員分のタブレットがない場合や、タブレットを導入検討中の企業などに適しているとのこと。

 またmoreNOTEでは、サーバーをオンプレミス環境とクラウド環境から選択できるが、そのうちオンプレミス版がActive Directory(AD)との連携に対応した。ADのユーザー、グループ情報がmoreNOTEのログインIDおよびグループ情報に連携されるため、特に大規模ユーザーを抱える企業では利便性が向上する。

 このほか、iOS版とAndroid版ではmoreNOTEアプリを介したOffice文書の作成・編集に対応。編集した文書はそのままmoreNOTEに保存され、デバイス本体には保存されないため、セキュリティも確保できる。さらにiOS版は、カレンダーを通じて会議ごとに参加者の設定と資料を配付する連携機能が追加されているとのこと。

石井 一志