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OBC、請求書発行・管理サービスで紙の請求書送付代行オプション「郵送代行 for 奉行Edge 請求管理電子化クラウド」を提供

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は28日、クラウド型の請求書発行サービス「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」のオプションとして、紙の請求書発行業務を代行するサービス「郵送代行 for 奉行Edge 請求管理電子化クラウド」を販売開始すると発表した。

 奉行Edge 請求管理電子化クラウドは、販売管理システムなどが出力する請求書を電子化するとともに、その送付作業を自動化できるクラウドサービス。

 今回の新オプションサービスでは、紙での請求書送付を必要とする取引先への対応のために、奉行Edge 請求管理電子化クラウドで作成・発行される請求書のデータを印刷するとともに、その封入・封かん、送付作業までを委託できる。

 送付する請求書は、オリジナルフォーム作成機能により多彩な形態に対応可能。フォームの取り込みや社印出力、任意の文字・線の追加などを自由に行えるため、従来のフォームや取引先指定のレイアウトを変えることなく、すべての請求書の郵送代行を依頼できるとした。

 さらに、発行した請求書の電子データにはタイムスタンプが付与され、改正電子帳簿保存法に対応した状態で電子保管される。

 OBCでは、送付手段に関係なく請求先を一元管理でき、送付方法を郵送代行に切り替えることで、社内から紙の請求書の発行作業をなくせると、そのメリットを説明。加えて、郵送している取引先が電子化を希望すれば送付方法を「電子」に変更し、電子請求書やデジタルインボイス(日本版Peppol)の送信に簡単に切り替えられる点もメリットとしている。

 郵送代行 for 奉行Edge 請求管理電子化クラウドの価格(税別)は、年間利用料が6万円、郵送代行費用が1通あたり150円から。郵送送付は1通から可能で、郵送代行費用は利用した分だけの後払いとなる。なお、郵送代行費用には「用紙代」「専用封筒代」「印刷代」「封入・封かん・投函作業費」「郵便料金」が含まれているとのことだ。