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パナソニックNETS、映像をIoTデータと組み合わせて活用するソリューションを提供

映像監視システム「ArgosView」とBIダッシュボード「MotionBoard」を連携

 パナソニック ネットソリューションズ株式会社(以下、パナソニックNETS)は4日、自社の映像監視システム「ArgosView(アルゴスビュー)」と、ウイングアーク1st株式会社のビジネスインテリジェンス(BI)ダッシュボード「MotionBoard」を連携させ、映像をIoTデータと組み合わせて活用するソリューションを提供開始すると発表した。

 ArgosViewは、マルチベンダーのネットワークカメラをサポートし、1システムで最大4万台の監視カメラを統合監視・録画可能な映像監視システム。一方のMotionBoardは、データ活用に必要な機能を1つのプラットフォームで提供するBIツールである。

 今回の連携では、ArgosViewにて管理する映像を、WebSocketを介し、リアルタイムでMotionBoard内に表示可能にした。例えば製造現場等において、温湿度や振動などの環境情報と作業映像をデジタルサイネージに表示することで、リアルタイムの情報を簡単に共有できるという。

 また、MotionBoard内のグラフなどの数値情報から、その時点の録画映像を呼び出し、表示する機能を搭載した。データの変化点と映像を組み合わせて表示することによって、その時点で何が起きていたかを、より正確に把握可能になるとしている。