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i-PRO、サーマルカメラを利用した異常熱検知ソリューションを提供 温度上昇による事故予防を支援

コニカミノルタグループのサーマルカメラと自社の映像監視システムを連携

 i-PRO株式会社は、設備などの異常熱を見える化できるサーマルカメラを従来の映像監視システムに追加し、「異常熱検知システム」として10月から提供開始すると発表した。サーマルカメラ関連のソリューションを持つコニカミノルタ株式会社との連携により、サーマルカメラとi-PROの監視システムを統合して提供する。

 異常熱検知システムは、i-PRO製の映像監視システムと、コニカミノルタのグループ会社であるMOBOTIX AGの「MOBOTIX(モボティクス) ネットワークサーマルカメラ」(以下、MOBOTIXサーマルカメラ)を連携させ、工場等の設備の異常熱を検知するソリューション。MOBOTIXサーマルカメラにより、設備や機器等の異常熱や急激な温度変化をいち早く検知でき、最大20カ所の異なる警告温度エリアの設定を行えるという。

 またi-PRO製の映像監視システムとの連携により、通常の防犯監視に加え、遠隔による異常熱検知の24時間ライブ監視、および事故発生後の録画データ確認が可能になる点も特徴で、効率的かつ、レコーダーによるシンプルな運用を実現できるとした。

システムの全体構成イメージ