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エンカレッジ・テクノロジ、PCI DSS v4.0への準拠支援ソリューションを提供

 エンカレッジ・テクノロジ株式会社は28日、クレジットカードなどのカード情報を取り扱う事業者向けの最新セキュリティ基準「PCI DSS v4.0」への準拠を支援するソリューションを提供開始すると発表した。

 PCI DSSは、5つの国際カードブランドが共同で策定したグローバルなセキュリティ基準で、クレジットカードを取り扱うすべての業種・業態の事業者に準拠が求められている。今回は、2022年3月31日に、最新版であるPCI DSS v4.0がPCI SSC(PCI Security Standards Council)からリリースされたことを受け、従来提供してきた金融業やクレジット決済業向けPCI DSS準拠支援をアップデートし、PCI DSS v4.0に対応させたという。

 PCI DSS v4.0では、セキュリティ脅威の高まりを受け、さまざまな追加要件が盛り込まれるなど対策が強化されているため、エンカレッジ・テクノロジでは、特権ID管理ソリューション「ESS AdminONE」、証跡監査ソリューション「ESS REC」の適用範囲を拡大するとともに、一部機能をPCI DSS v4.0の要件に合わせて強化することで、PCI DSSの12要件の中でも特に変更点が多い要件7(アクセス制御)、要件8(認証)、要件10(証跡)の分野において、最新版の対応を支援するとのこと。