ニュース

NTTデータ先端技術、「PCI DSSトータルサービス」を刷新しPCI DSS v4.0への準拠支援に対応

 NTTデータ先端技術株式会社は27日、クレジットカード情報取り扱いに関するセキュリティ基準「PCI DSS」の最新版である「PCI DSS v4.0」準拠に対応できるサービスとして、「PCI DSSトータルサービス」を刷新し、提供開始したと発表した

 「PCI DSSトータルサービス」は、セキュリティの専門企業であり、PCI DSSの認定審査機関でもあるNTTデータ先端技術が提供する、PCI DSSに関連したさまざまなサービス群の総称。現状把握や計画策定を支援する「コンサルティング」から、分析やテストなどによって洗い出された課題解決のための「ソリューション提供」、審査・報告を行う「認定審査」、審査後のサポートとなる「維持支援」まで、専門知識を持ったスタッフが一貫して支援できるという。

 今回はこれらのサービスが、3月31日(日本時間4月1日)にPCI SSCよりリリースされた最新メジャーバージョンである、PCI DSS v4.0に対応した。PCI DSS v3.2.1は2024年3月31日に引退となるが、PCI DSS v4.0では新たに64要件が追加され、そのうち13要件は直ちに、また残りの51要件は2025年3月31日以降に要件化されるため、企業では計画的な対応が必要になるとのこと。

 NTTデータ先端技術では今回、PCI DSS v4.0への準拠に対応できるサービスとして、従来のサービスを刷新した。例えばコンサルティングで提供しているギャップ分析において、Version 4.0で追加・変更となった要件を中心にギャップ分析を行うことも可能としている。