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CTC、従量課金型オンプレミス環境「HPE GreenLake」の保守運用サービスを提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は26日、オンプレミスのIT環境を従量課金のサービスとして利用できる、日本ヒューレット・パッカード合同会社(以下、HPE)の「HPE GreenLakeクラウドサービス(以下、HPE GreenLake)」について、保守運用サービスを提供すると発表した。

 HPE GreenLakeは、HPEのハードウェアを顧客が指定する場所に設置し、使用したITリソースに応じて従量制で課金するサービス。予備リソースをあらかじめ設置すれば、柔軟なシステム拡張も実現でき、オンプレミスでありながらクラウドのように変化に対応したシステム基盤を、初期コストを抑えて導入できる。

 CTCでは、顧客から他のシステムを含めたトータルなシステムサポートの要望を受けていたことから、HPE GreenLakeの保守運用サービスの提供を開始すると説明。顧客ごとに専用の窓口を設けた保守サービスで、ハードウェアを遠隔地からリモートで監視し、障害の発生時には問題の切り分けや原因の調査を実施する。ハードウェアが故障した際には、全国をカバーするサービス拠点から、訪問修理やパーツの交換、障害調査などを行う。

 マルチベンダーの製品を使用したシステム構築や保守サポート提供のノウハウを生かし、クラウドを含めたシステム全体の保守運用サービスも提供し、顧客システムの安定稼働を支援するとしている。

 CTCでは、既にHPE GreenLakeを利用している製造業や金融業を中心にサービスを展開し、HPE GreenLakeの関連ビジネスで、3年間で50億円の売り上げを目指す。