ブロードバンドタワー、NCJのクラウドサービス「Neutrix Cloud」を提供

　株式会社ブロードバンドタワーは5日、Neutrix Cloud Japan株式会社（以下、NCJ）と、パブリッククラウド事業での協業を開始すると発表した。

　NCJが提供する「Neutrix Cloud」は、米INFINIDATが開発し、NCJが日本国内向で展開しているクラウドサービス。ペタバイト（PB）クラスにスケールでき、Amazon Web Services（AWS）、Microsoft Azure、Google Cloud Platform（GCP）との接続に対応するクラウド接続ストレージや、コンピュート、ネットワーク、ストレージといったクラウド基盤などを提供する。また、NCJは日本国内に複数のデータセンターを有し、ガバナンス・コンプライアンスにも配慮している。

「Neutrix Cloud」サービスイメージ

　ブロードバンドタワーでは、企業・団体がインフラに求めるニーズの多様化が進み、パブリッククラウドを中核としたインフラサービスにも、これまでにも増して多くの選択肢が求められ、インフラの運用ニーズにも多様化が進んでいると説明。Neutrix Cloudを、運用も含めてワンストップで提供することで、顧客ビジネスの加速へのさらなる貢献ができると考え、NCJとの協業に至ったとしている。

　ブロードバンドタワーではNCJとの協業により、Neutrix Cloudサービスを、ブロードバンドタワーのデータセンター、ネットワークサービスをはじめ、クラウドサービス「c9 Flex」、パートナーとして提携するAWS、Microsoft Azure、およびブロードバンドタワーで展開する「Monitoring Service Plus（監視運用サービス）」に加えて提供することで、顧客に向けてさらに柔軟で信頼性の高いマルチクラウド／ハイブリッドクラウド環境の提案・提供を行っていくとしている。