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ソニービズネットワークス、「マネージドクラウド with AWS」とAI予測分析ツール「Prediction One Biz」とのAPI連携を開始

 ソニービズネットワークス株式会社は30日、Amazon Web Services(AWS)の導入・運用を簡単に開始できるパッケージサービス「マネージドクラウド with AWS」において、AI予測分析ツール「Prediction One Biz」とのAPI連携を開始したと発表した。

 マネージドクラウド with AWSは、AWSを簡単に導入・運用できるパッケージサービス。「見える化」「自動化」「セキュリティ強化」を軸に、独自開発した運用支援ツール「クラウドポータル」と、AWS Direct Connectと直結できるNURO閉域やモバイル閉域接続などのネットワークサービスを組み合わせ、企業のAWS活用を支援するという。

 今回は同サービスが、専門知識なしでもAI予測分析を実現するツール、Prediction One BizとのAPI連携機能を実装。マネージドクラウド with AWSで管理するAmazon S3の指定バケットに予測対象のデータをアップロードするだけで、AIの判定結果をマネージドクラウドポータル上で確認できるようになった。

 従来は、Prediction One Bizで作成したAIを活用する場合、APIにリクエストを送信する仕組みや、結果を受け入れるシステムをユーザー側で開発する必要があったが、この連携により、指定の場所へ予測対象のデータをアップロードするという簡単な操作で、APIを介してAIが予測した結果を得られるようになったため、迅速かつ低コストで実行環境の構築が可能になった。ソニービズネットワークスでは、特に、PoCを行うような場面での活用が期待されると説明している。