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ソニービズネットワークス、マネージドクラウド with AWSと画像判別ツールやAI開発ツールとのAPI連携を開始

 ソニービズネットワークス株式会社(SBN)は24日、Amazon Web Services(AWS)の導入・運用を支援するサービス「マネージドクラウド with AWS」と、自社の画像判別ソリューション「ELFE on AWS」、またソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社のAI開発ツール「Neural Network Console」とのAPI連携を開始したと発表した。

 マネージドクラウド with AWSは、AWSの機能や利便性はそのままに、簡単にAWSの導入・運用が開始できるパッケージサービス。「見える化」「自動化」「セキュリティ強化」を軸に独自開発した運用支援ツール「クラウドポータル」とAWS Direct Connectと直結できるNURO閉域やモバイル閉域接続などのネットワークサービスを通じて、企業のAWS構築および運用の支援を行うという。

 ELFE on AWSは、マネージドクラウド with AWS上で提供されているソリューションの1つで、Amazon Web Services(AWS)環境にて、画像判別技術「ELFE(Evolutional Learning for Feature Extraction)」のサーバーを簡単にデプロイ・運用管理できるため、AI画像判別モデル構築が簡易かつ迅速に行えるとのこと。

 今回はELFE on AWSとのAPI連携機能により、マネージドクラウド with AWSで管理するAmazon S3の指定バケットに、ELFEで判定する対象の画像データを保管するだけで、あらかじめ用意したELFE on AWSのAIモデルによる判定が行われ、マネージドクラウドポータル上で結果を確認できるようになる。

 また同様に、ニューラルネットワークを直感的に設計でき、学習・評価を容易に行えるディープラーニングツールのNeural Network ConsoleともAPI連携を行うことで、画像だけでなく音声や時系列データなども扱えるようになった。

 従来、ELFE on AWSやNeural Network Consoleで作成したAIモデルを利用した判定を行う場合、ユーザー側でAPIを呼び出すシステムの構築が必要だったが、今回の連携により、データを指定場所に保管するという非常に簡単な操作で、AIが判定した結果を得られるようになったため、迅速かつ低コストで実行環境の構築を行えるとしている。