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ゾーホー、電子署名サービス「Zoho Sign」を国内データセンターで運用開始、セイコータイムスタンプサービスとも連携

 ゾーホージャパン株式会社(以下、ゾーホー)は29日、クラウド型電子署名サービス「Zoho Sign」を日本国内のデータセンターで運用開始したと発表した。

 Zoho Signは、電子署名の機能を提供するクラウドサービス。軍用レベルの暗号化で高いレベルのデータセキュリティが保証され、署名順序や署名方法などを管理するワークフロー設定、署名プロセスのすべてを追跡できる監査証跡などの機能を備える。

 ゾーホーでは、これまで主に米国のデータセンターを通じて提供してきたZoho Signが、日本の顧客専用の環境で利用可能になり、より厳格なセキュリティおよびコンプライアンスの要件に対応するとしている。

 また、国内の時刻認証業務認定事業者(TSA)の1社であるセイコーソリューションズ株式会社の「セイコータイムスタンプサービス」がZoho Signで使えるようになり、電子帳簿保存法の電子取引データの保存要件であるタイムスタンプ付与が可能になった。高速・高精度なタイムスタンプサーバーを活用した信頼性の高い時刻認証により、電子署名された電子契約データの真正性が保証される。

 Zoho Signの価格は、1ユーザーあたり月額1200円(税別、年間契約の場合)から。セイコータイムスタンプサービスは別途料金が必要。