ニュース

富士フイルムビジネスイノベーション、「Zoom」を月額利用料金のサービスとして提供

中堅・中小企業への提供促進を図る

 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は28日、米Zoom Video Communicationsのビデオコミュニケーションプラットフォーム「Zoom」を、月額利用料金のサービスとして提供開始すると発表した。

 富士フイルムビジネスイノベーションでは従来、「Zoom」を年額利用料金のサービスとして提供してきたが、新たに月額利用料金のサービスとして提供することで、これまでよりも導入時の初期コストを抑え、初期投資が導入障壁となっていた中堅・中小企業への提供促進を図るという。なお、契約は年間単位となり、1年ごとの自動更新に対応する。

 また同社では、「Zoom」専用のコンタクトセンターを自社内に新設し、利用企業へのサポート体制も強化するとのこと。

 さらに、複合機連携型クラウドサービス「Apeos Cloud Connector」をあわせて利用すると、PCで操作することなく、複合機「Apeos」から「Working Folder」や他社のクラウドストレージを介して、文書を即座にZoomへ共有することも可能なため、業務効率化と情報共有のスピードアップが図れるとしている。

 価格例は、ビデオ会議サービス「Zoom Meetings」において、5~9ライセンスが対象の「Pro」は1ライセンスあたり月額2000円。10ライセンス以上が対象となる「Business」は1ライセンスあたり月額2700円、などとなっている。