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クラウド型人事労務「SmartHR」、業務支援クラウド「TeamSpirit」への従業員情報の同期に対応

 株式会社SmartHRは20日、クラウド型人事労務サービス「SmartHR」が、株式会社チームスピリットのクラウド型業務支援サービス「TeamSpirit」とシステム連携したと発表した。

 SmartHRは、入社手続きや雇用契約、年末調整など、さまざまな労務手続きのペーパーレス化を可能にするクラウド型人事労務ソフトウェア。一方のTeamSpiritは、勤怠管理や就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議(りんぎ)、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化して提供するクラウドサービスである。

 今回の両サービスの連携では、TeamSpirit上の簡単な操作だけで、SmartHRを通じて収集した従業員情報をTeamSpiritに同期可能となるため、入退社や異動に伴う従業員マスタの更新作業が簡略化され、TeamSpirit上での簡易な従業員情報の管理を実現するという。

 さらに、SmartHRに蓄積された最新の従業員情報と、TeamSpiritで収集できる勤怠や工数などのデータを組み合わせ、自社の働き方に関する分析をリアルタイムかつ直感的に行えるとのこと。

 なお、連携にはOAuth認可を利用しているため、API連携に関する専門的な知識は不要。今後は、組織(部署)情報の取り込みや、SmartHR側の更新情報をもとにした自動取り込みに順次対応する予定だ。